FLOOR MAPフロアマップ
①
“外観”
善光寺門前表参道に面したエントランスは、イオニア式柱頭を持つ2本の柱を持つ重厚な佇まい。
大正期の姿をとどめる建物は、国の重要文化財に指定されている。
②
“エントランス”
和洋折衷のアールデコ様式を垣間見せる独特な西洋館の雰囲気を持つ玄関ホール。玄関の式台を取り入れた欅製と白漆喰塗りのコントラストが、漆喰天井のディテールに調和されている。
そして一際目を引く藤棚と善光寺を表した見事な絵画は、大正13年に滝澤光閑が、当館を象徴させる2つのモチーフを表現し描き上げた。
③
“レセプション”
重厚なレセプションカウンターは、何とかつて御本陳で実際に使われていたビリヤード台。
磨き込まれた木の艶。繊細で凝った意匠は、当時の特注品。
半分はこのレセプションに。もう半分はメイン・ダイニングに設置されています。
④
“ワインセラー”
旅館当時、蕎打ち場だった小部屋は独特な趣のあるワインセラーへ。
当館専属のソムリエがセレクトした世界各国の様々なワインは、常備約600本。
長野県産ワインも充実し、中には入手困難なものも。
⑤
“大階段”
この館の至宝のひとつと言える、けやき造りのX型の大階段。
手摺や笠木等の細部にまでこだわった、職人技が光るアールデコ調スタイルは一見の価値があります。
吹き抜けの2階最上部から吊られたモダンな照明も、美しく映えます。
⑥
“THE SALON”(ザ・サロン)
大正、昭和の時代、各界の粋人たちが集う社交場「藤倶楽部」だった由緒あるサロン。
バーカウンターを併設した室内は、独特な雰囲気を醸し出し、やわらかな時の流れを感じる空間。
⑦
“THE LOUNGE”(ザ・ラウンジ)
庭側は歴史を表し、壁面は現在と未来を表した青の空間。
壁面には竹をモチーフとした光のライン、庭園の景色を映り込ませたダークミラー。
未来志向のデザインは「THE FUJIYA GOHONJIN」全体が新しい場所へ向かっている姿を表現しています。
⑧
“THE LOUNGE”(ザ・ラウンジ)
空間を横切る欄間が、かつて和室だったことを伝える“THE LOUNGE”。ゆったりとしたソファに身をゆだねながら、風情ある坪庭を眺めることができる、しっとりと落ち着いた空間です。夜はバーとして、昼間はカフェとしてご利用いただけます。
⑨
“THE PARLOR”(ザ・パーラー)
2方向を窓越しの坪庭に囲まれた空間は、こじんまりとした作りが、まるで秘密の小部屋のよう。
ここで語らうだけで、親密な空気を作りだしてしまう、不思議な味わいのあるスペースです。
夜はバーとして、昼間はカフェとしてご利用いただけます。
⑩
“THE ALCOVE”(ジ・アルコーブ)
ザ・ラウンジに併設された趣きある小部屋。
プライベート感を演出する、ひっそりとした空間は、落着いた時間と共に日頃の喧噪を忘れさせてくれます。
夜はバーとして、昼間はカフェとしてご利用いただけます。
⑪
“THE MAIN DINING WISTERIA”(ザ・メインダイニング“ウィステリア”)
ザ・メインダイニング“ウィステリア” 一方の壁全面に描かれた藤の花が、風雅な和の薫りを漂わせるモダンなダイニング。かがり火に照らされた日本庭園を眺めながら、心づくしのサービスで美味しい料理をご堪能いただけるほか、併設されたオープンキッチンでは、料理が出来上がっていくライブ感もお楽しみいただけます。
⑫
“ANTE ROOM”(控室)
宝蔵を改造して造られた新郎新婦のための控えの間。 廊下に向かって開け放たれた観音開きの扉は、北信濃独自のディテールを持つものです。
⑬
“THE HONJIN”(ザ・ホンジン)
御本陳藤屋旅館当時のVIPルームだった「本陳の間」が、三方を庭園に囲まれた贅沢なプライベート空間に生まれ変わりました。
ご会食やお顔合わせ、ご接待などにご利用いただけます。
⑭
“AOGIRI”(アオギリ 2F)
「光風動春」部屋の中央に掛けられたこの書画は、以前この部屋に宿泊された際、伊藤博文が選んだ言葉。
その言葉が表すように、居心地の良いこのお部屋は、この地域では珍しい京間の数寄屋造り。
ご会食やご両家お顔合わせ、ご接待などにご利用いただけます。
⑮
日本庭園
楓、松、樫、槐(えんじゅ)のほか、梅、牡丹、椿、百日草など四季折々に美しい花を咲かせる樹々に彩られたお庭。
このお庭を伝って“THE BRICKS MUSIC HALL”に行くことができます。
⑯
“THE BRICKS MUSIC HALL”(音楽堂)
日本庭園の一角にたたずむレンガ造りの独立型セレモニーホール。
ぬくもりが感じられる美しいライムストーンをはじめ、やわらかい光と滝が独特な雰囲気を演出します。
⑰“
”THE SANDOH”(ザ・サンドウ)
眼前には善光寺表参道の蔵造りの街並が広がり、名旅館の面影を引き継ぐ藤の屏風絵や宮大工巧みの技をここに蘇らせた折上げ格天井が、オーセンティックな空間を醸しだします。
⑱
“THE GRAND HALL TAIKYOKU”(ザ・グランドホール・タイキョク)
高さ7mもの天井に組み巡らされた重厚な梁。そして窓から眺めることができる旭山の表参道の蔵造りの街並。
特注のシャンデリアと大正当時のデザインを復刻させたシャンデリア、そして歴史を刻む梁が織りなす独特な雰囲気は、ほかでは造ることのできない空間です。
⑲
喫煙所
中二階にある喫煙専用のスペースです。