“決して変わらないもの、常に進化していくもの”
江戸の創業に始まり明治、大正、昭和を時が大きく移ろうとも、
加賀百万石大納言の御本陳として真髄を極めたおもてなしの心や、
名実ともに継承されてきた格式は不変のもの。
“決して変わらないもの、常に進化していくもの”
江戸の創業に始まり明治、大正、昭和を時が大きく移ろうとも、
加賀百万石大納言の御本陳として真髄を極めたおもてなしの心や、
名実ともに継承されてきた格式は不変のもの。
“大名が参勤交代の際に宿泊した旅館を指す言葉”
江戸時代に産声をあげたこの「御本陳藤屋」は、
古くは加賀百万石・前田家藩主が定宿とし、近代に入ってからも、
有栖川宮、伊藤博文、福沢諭吉、渋沢栄一、高村光雲など、
目の肥えた各界の著名人、地元の名士を魅了するものでした。
本店は大門町に欧風三層の建築、
日本風高樓と並び巍然として人目を驚かし、
正面兩側には松と柳の二大樹あり、
萬人足を止めて暫く凝視する所なり。
長野停車場に下れば、
右角に三層楼あり、
是を對旭館藤屋支店とす。
大正14年(1925年)、国宝・善光寺仁王門の再生建築に指名された、
越前宮大工・師田庄左衛門の手によって
大正ロマンティシズムが薫る和魂洋才の館に生まれ変わりました。
華麗な意匠が感嘆を誘うアールデコの様式美。
一歩館内に入れば、数奇屋造りと大正ロマンが融合したクラシカルな趣の空間が広がり、
四季を伝える日本庭園が、心に安寧をもたらす・・・。
西洋建築の美で人々の憧憬を集め、
白壁土蔵造りの街並みの中でひときわモダンなランドマークとして愛され続けた”御本陳”
そして、300有余年、変わらず受け継がれてきた最上級のおもてなしの心・・・。
この場所の歴史や、進化の過程を知れば知るほど、
時代のセレブリティたちを魅了してきた理由があらわになっていきます。
2006年春、不易流行の美を伝える
“THE FUJIYA GOHONJIN”として
現代のモダニズムを纏い新たな歴史を刻み始めました。
人生の中のさまざまなお祝いごと。あるいは、日常の中のささやかな楽しみ。
目まぐるしい日々にふと訪れる、かけがえのない「幸せなとき」。
私たちはそのひとときを、この上なく素敵なものにしたいと願います。
笑顔になってほしい誰かのために、藤屋を選んでくれる人がいるから。
この場所で描かれるすべての「幸せなとき」に、心からの祝福を。